今後、選択的シングルマザーを目指す方もいるかもしれません。
あまり参考にならないと思いますが、私がどうやって子どもを授かったかを書いていきます。
選択的シングルマザーになるために必ず必要なのがドナーさん。
Xで募集すればたくさん見つかるという噂は聞きますが、そういう人たちは命が誕生して100年生きていくことの重みをあまり分かっていない気がして、最終手段にしたいと思っていました。
とてもありがたいことに、私はボランティアでドナーさんを仲介している方とネットで繋がることができました(Aさん)。
そしてAさんが提示してくれた候補の情報を見てドナーさんを選びました。
お二人にご迷惑をかけるわけにはいかないため、詳細をお書きできない部分があります。すみません🙇♀️
Aさん・ドナーさんともに子どもの出自を知る権利について理解が深く、子どもが大人になったときに会えるよう協力していただけるとのことでした。
二十年近く先の話なのでどうなるか分かりませんが、精子バンクだとそういった話にもならないので、希望があるだけありがたかったです。
常にAさんを介してやりとりしていたため、私とドナーさんは1度も会ったことがありません。
子どもを授かった方法は排卵検査薬とシリンジを使ったタイミング法です。
妊活期間は11か月で、スキップした月もあるため、挑戦回数は7か月×2=14回ほどです。
費用は20~30万円ほどかかりました。
決して安くはありませんが、Aさんとドナーさんに利益はなく、むしろ赤字だったと思います。
お世話になったAさんですが、現在は仲介を終了しています。
ですので、もし私が今から子どもを授かるのであれば、精子バンクで購入して戸籍謄本の提出やパートナーとの面会などが必要ないクリニックで事実婚だと主張して不妊治療を行うのが理想でしょうか……。
ただし「特定生殖補助医療法案」が壁になります。
2025年2月に提出されて、現在(2025年10月)まだ成立していないものの、成立すると不妊治療の対象が法律婚の異性カップルに限定されます。
現在同性や事実婚のカップルに治療を行っているクリニックも、法案成立後は違法になるため、ほぼすべてで治療を終えると思います。
選択的シングルマザーが倫理的にどうなのかという話になるならまだしも、LGBTの方を認めない方針は理解できません。
選択的シングルマザーだって犯罪行為でもないのだから法で規制されるいわれはないような。
同性婚も選択的シングルマザーも公に認められる世の中になってほしいですね。
選択的シングルマザーを目指す方々の願いが叶いますように。
